築古戸建ての和室を洋室化したいけれど、あの独特な「竿縁(さおぶち)天井」にベニヤを貼っても重みで崩落しないか不安になりませんか?
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和室の雰囲気をガラッと変えて、いま風のオシャレな洋室に生まれ変わらせる大壁化リフォーム。でも、いざ作業を始めようとすると「古い天井の強度は大丈夫?」「上からおちてきたらどうしよう…」って、めちゃくちゃ不安になりますよね💦
今回は、そんな竿縁天井の洋室化に挑む中で、天井裏に潜って目撃した驚愕の事実とその対策について、ワクワクするDIYの裏側と一緒にたっぷりお届けします!最後まで読めば、古いお家の構造の謎が解けて、安心して作業を進められるようになります✨
竿縁天井を洋室化(大壁化)する2つの選択肢
古い和室の天井といえば、細い木(竿)が何本も走っている「竿縁天井」がおなじみですよね。これを洋室に合うフラットな天井(大壁)にするには、現場でいくつかのルートが考えられます。今回、僕が天井を破壊せずに進めるにあたり迷ったのは次の2つの方法でした🤔
- 選択肢1:オイルステイン+廻り縁でごまかす 元々ある木目を活かしつつ、色を塗って周囲を新しい見切り材(廻り縁)で綺麗に整える方法です。手軽ですが、和のテイストがどうしても残ってしまいます。
- 選択肢2:ベニヤを全面に貼ってクロス(壁紙)仕上げにする 竿の上からベニヤ板を隙間なく貼り付け、完全にフラットな下地を作ってからクロスを貼る方法です。これなら完璧にモダンな洋室へと生まれ変わります!
現場の壁の骨組みを組む段階で、天井との取り合い(縁の部分)が明らかに不自然になってしまい、現場で腕を組んで迷うこと30分……。 「よし、ここは腹をくくってベニヤを全面に貼ろう!」と決意しました!大人の泥遊び精神に火がついた瞬間です🔥
8畳の竿縁天井にベニヤを貼っても大丈夫?崩落の不安
決意したものの、今回DIYしているお部屋は広々とした「8畳」の空間です。 ここで頭をよぎったのが、「8畳分のベニヤ板って、かなりの重量になるよね?竿縁天井にそのまま上から貼っちゃって、重みで天井ごとドカンと落ちてこないか!?」というリアルな恐怖でした😱
もし入居者さんが住み始めたあとに天井が落ちてきたら、それこそ大事故になってしまいます。 投資家としても、DIYクリエイターとしても、安全性の確認は絶対に妥協できません。そこで、構造がどうなっているのかを確かめるために、意を決して真っ暗な天井裏に潜ってみることにしました👀
天井裏で大発見!固定されていない丸太(吊木受け)の謎
懐中電灯を片手に、恐る恐る天井裏を覗き込んでみると……そこに広がっていたのは、驚きの光景でした。
なんと、天井全体を上から吊って支えているはずの重要な丸太(吊木受け)が、どこにも釘やビスで固定されず、梁の上にただ「ポンと置いてあるだけ」だったんです!手で触るとグラグラと動く状態でした💦
その時の画像がこれです!
レーザーが見えるのは動画を見やすくするために点灯させています
「ええっ!?固定されてないじゃん!当時の大工さん、手抜き工事したの!?」と一瞬パニックになりかけましたが、ここで一呼吸。現代の相棒であるAI先生に、この構造について詳しく聞いてみました💡
すると、驚きの事実が判明したんです! 実はこれ、昔の和風住宅や古民家では「ごく標準的な施工」だったのです。手抜きどころか、先人たちの驚くべき知恵が詰まった設計だったのです。
なぜ丸太が固定されていないの?
昔の大工さんが丸太を固定しなかったのには、主に以下のような深い理由がありました。
- 荷重の方向性 天井の重さは常に「下方向」にかかります。丸太が梁の上にしっかりと載っていれば、下に向かって落ちることは構造上ないため、わざわざ緊結する必要がなかったのです。
- 建物の揺れを逃がす「遊び」 地震などで建物が大きく揺れた際、あえてガチガチに固定しないことで、木材同士の摩擦や位置のズレによって揺れのエネルギーを逃がす(免震のような)役割を果たしていました。
なるほど!と思わされる一方で、「とはいえ、天井裏で太い木がフリーでグラグラしている設計って、現代の耐震基準から見たらツッコミどころ満載じゃない!?」と、思わず笑ってしまいました。一歩進むごとに新しい発見があるから、築古再生のDIYは本当にやめられませんね!
DIYでの安全対策!吊木受けをビスでガチッと固定する方法
先人の知恵は素晴らしいですが、今回はこの後、下から2.5mmの薄ベニヤのフラットの天井をタッカーとボンドで作っていくときにあばれらても大変💦
そこでコーススレッド(ビス)を使ってインパクトドライバーでガチッと固定しました!
これで下からベニヤを貼ることのできる天井にアップデートが完了です。
中古戸建DIYはトラブルも楽しむ「大人の泥遊び」!
僕がいつも発信している、中古戸建投資における「負けにくいセオリー」は、ズバリ『掃除のみで貸せる土地値物件を融資で買うこと』です。
ですから、今回ご紹介しているようなガチガチの修繕DIYは、投資の必須条件ではなく、あくまで僕の「趣味の領域」であり「大人の泥遊び」なんです。
空き家期間10年、築50年オーバーという、普通の人なら尻込みしてしまうような物件を、自分の手とアイデアでどうやってピカピカの客付け一歩手前まで持っていくか。このプロセスそのものが、たまらなくエキサイティングで楽しいんですよね。
古い建物の歴史に触れ、先人の知恵にツッコミを入れながら、一歩ずつ理想の空間を作っていく。このポジティブで最高に楽しい体験を、これからも皆さんと共有していきたいと思います!
今回の天井補強が無事に終わったので、次はいよいよベニヤ貼りとクロス仕上げの工程に進みます。どんな大変身を遂げるのか、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

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