築古戸建てのDIYリノベーションで、エアコン専用のコンセントを増設したいけれど、天井裏が狭すぎて電線が通せるか不安になりますよね。おまけに天井が古いジプトーンだと、どうやって点検口を作ればいいのか分からず立ち止まってしまう方も多いのではないでしょうか。
「空き家期間10年、築50年オーバーの物件をどうやって客付けまでもっていくか!」という、大人の泥遊びへようこそ!エンタメとしてワクワクしながら、解決のヒントを見つけていってくださいね。🌟
前回の記事をまだ見ていない方は先にこちらをご覧ください👇

⚡ 前言撤回!単2は30Aが限界という衝撃の事実
今回の6棟目プロジェクトでは、ダイニングとキッチンをつなげて、なんと14畳の広々としたLDK風スペースを誕生させました!空間が開放的になったのは最高なのですが……ここで電気容量に関する重大な問題が発生したのです。😓
実は「電気容量は20Aのままでいく!」と以前ブログで豪語していたのですが、大急ぎでその前言を撤回させてください!笑 💦
事の始まりは、電気まわりを安全かつスマートに管理するために、「外壁にリモートでON/OFFができる20A用の一次側ブレーカーを設置してもらおう」と思い立ち、九州電力へ連絡を入れたことでした。ちなみに、この外部ブレーカーの設置自体は無料なんです。
後日、その設置工事のためにクラフティア(旧九電工)の現場作業員さんが物件にやってきました。外壁に最新のボックスを手際よく取り付けてくれたのですが、その作業の合間に、作業員さんがサラッと衝撃の一言を放ったのです。
「あ、お客さん。単相2線(単2)は30Aまでしか契約を上げられませんよ?」
……えっ!!!??? 😳
ここで私の大きな勘違い(誤解)が発覚しました。ネットの情報を見て「40A用のブレーカーボックスがあるから、2芯(単2)のままでも40Aにいけるじゃん!」と思い込んで、すでにパナソニックのボックスをネットでポチって手元に用意してあったんです。
でも、それは完全な間違いでした。そもそも「単2」というシステム自体の法律・規定上の限界が「30A」だったのです。安全第一を意識しつつ、外壁ブレーカーを新しくする段取りを踏んだからこそ、この大誤解に本番前(壁を塞ぐ前!)に気づくことができました。作業員さん、本当に教えてくれてありがとう……!🙏
仮に最大の30A(3000W)まで上げたとしても、現代の14畳用エアコンの起動電力、電子レンジ、さらに他の家電が重なれば、あっという間に限界突破して家全体がガシャーン!と大停電になります。
「いくら築古ガチDIYとはいえ、エアコンをつけたらブレーカーの心配をしなきゃいけないLDKじゃ、絶対に客付けなんて無理だ!」
ということで急舵を切り、手元にあるパナソニックのボックスが幸い単3にも対応できるものだったので、電気のインフラを単相3線式(単3)へ変更して「40A」へスペックアップする方針に決定しました!
私が用意していたパナソニックのブレーカーボックスはこれです👇

🔌 1,200円で将来の安心を買う!VVF 1.6mmと2.0mmの選択
単3化(40A化)を心に決めたことで、さっきホームセンターで意気揚々と買ってきた電線にも問題が発生しました。
「待てよ……単3にするってことは、将来的にエアコンをパワフルな200V仕様に変える可能性もあるな? 🤔」
(まぁ、賃貸物件なのでたぶんそこまではしないとは思うんですけどね 笑)
下地を入れる段階ならともかく、壁や天井をベニヤで綺麗に塞いでしまった後から「やっぱり200Vにしたいから電線を引き直そう」なんて事態になったらそれこそ大絶望です。ホームセンターで値段をじっくり見比べると、1.6mm(10m)と2.0mm(10m)の価格差はわずか1,200円程度でした。
「よし、ここはケチる場面じゃない!1,200円で将来の安心を買おう! 😆」
ということで、最初に買った1.6mmは他の部屋の照明やスイッチ用に回すことにして、2.0mmの2芯(VVF 2.0-2C)を買い直し、ブレーカー直結の「エアコン専用回路」を仕込むことにしました!
🛠️ 第二種電気工事士の本領発揮!DIYとプロの「シビアな境界線」
ここからは、第二種電気工事士の資格を持つ私の本領発揮です!単3切り替えの手続きと工事を「どこまでDIY(自分)でコストカットできるか」を徹底的に調査・挑戦してみました。
結論から言うと、電気の持ち分と法律の境界線はかなりシビアです。分かりやすく表にまとめてみました!👇
| 工事の場所 | 持ち主 / 担当 | DIYの可否 | 費用感のリアル |
| ① 電柱 〜 屋根の引き込み点(ガイシ) | 九州電力 | ❌ 絶対不可 | 九電負担(無料) |
| ② 屋根のガイシ 〜 外壁メーター・一次側ブレーカー | 施主(自分) | 🔺 危険&超難関 | プロ外注で約4万円 |
| ③ 宅内配線(ブレーカー 〜 各部屋のコンセント) | 施主(自分) | ⭕ DIYで完全タダ! | 丸投げ20万→部材代のみ! |
クラフティアの作業員さんから、非常に興味深いリアルな提案をもらったんです。
「もし、屋根のガイシから外壁の一次側ブレーカーまでが現在3線であれば、外側の切り替え工事だけで済むので申請費2万円くらいでできますよ。でも、もしそこが2線なら、そこもお客さん自身でDIYしていただくか、弊社でやるなら別途配線工事料金をいただきます。ちなみに、もし宅内配線もすべて弊社に丸投げされるなら、ブレーカー込みで20万円は軽く超えると思います」
最初は「よっしゃ、そのガイシからの配線申請も自分でやってやる!」と意気込み、わざわざ九州電力の営業所まで足を運んでガチの申請書類一式を手に入れてきました。
こんなやつです👇

提出に必要な図面見本には宅内配線図だけでなく「電柱からの距離や位置関係を示した寸法図」など、超マニアックな記述がてんこ盛り!さらに、さすがに屋根上の高所にあるガイシ部分での電線結線DIYは、安全面を考えても危険すぎます。
「うん、これはさすがにDIYはギブアップです!笑 🏳️」
無理して大事故を起こしたり不備を出すより、ここは大人しくプロに頼るのが大正解。というわけで、クラフティアさんに「一番最安になる外配線プラン(申請+外線工事)」をお願いすることにしました。これなら全部コミコミで4万円くらいでやってくれます!
🎯 【実録】ジプトーンを破壊して点検口を自作!狭小天井裏の隠蔽配線術
プロにお願いする外線はこれで確定ですが、宅内配線は私がガッツリとDIYで仕込みます! 今回のミッションは、新設するブレーカー位置からエアコン設置場所まで、2.0mmの太い電線を天井裏に隠す「隠蔽(いんぺい)配線」です。
しかし、ここでも築古リノベならではの大きな試練が。距離がエアコンからブレーカーまで7m位ある上に、狭すぎて天井裏に人間が入れない構造だったのです。泣 😭
「入れないなら、通り道を作ればいいじゃない 😎」
ということで、諦めずにジプトーン(天井材)を一部ぶち壊し、新しく点検口を自作してそこからアクセスする作戦を決行しました!
🛠️ ジプトーン天井における点検口の作り方と手順
- 位置決めと墨出し: 天井裏の「下地(野縁や野地板)」の位置を別の所からの目視または探知機で調べ、設置する点検口の位置を鉛筆でマークします。
- ジプトーンのカット: マルチツールを使い、マークに沿ってジプトーンだけをそ~っと破壊します!粉が降ってきますので安全装備は必須です(ヘルメット、保護メガネ、マスク等) 笑
- 点検口枠の取り付け: ホームセンターで購入したアルミ製の点検口をよく観察し、固定方法を検討。木の下地の場合は先に点検口枠を作って型を取りそれを開口した天井にはめ込み、ビスで下地に固定します。
- 蓋の作成: ジプトーンを点検口枠の蓋のサイズに合わせてカットし、枠にはめ込めばあっという間に綺麗な点検口が完成!
新しく作った点検口から顔と手をひょこっと突っ込み、暗闇の中で通線ワイヤー(配線キャッチャー)を駆使して悪戦苦闘すること数分……。
無事に長い距離の天井裏配線を貫通させることができました!





狭くて埃っぽかったですが、この線が通った瞬間の快感はDIYハイになりますね!笑 🤪 天井を完全に塞ぐ前に、一番厄介なエアコン専用回路の宅内仕込みを終わらせることができて一安心です。
💡 【巻末補足】電気のことが分からなくてもすぐわかる!「単2・単3」と「電線の太さ」の歴史と違い
今回の記事で出てきた電気の専門用語。電気に詳しくない方に向けて、「昭和のライフスタイル」と「令和のライフスタイル」の歴史的な変化を交えて分かりやすくまとめてみました!
1. 「単相2線式(単2)」とは? 〜昭和のレトロな電気ライフ〜
- 仕組み: 電柱から家の中に「2本の電線」で電気を引き込む方式です。100V(ボルト)の電化製品しか使えません。
- 契約の限界: 最大で30A(アンペア)までしか契約できません(今回の物件はさらに低い20Aでした)。
- 歴史背景: 築50年超の昭和の時代、家庭の家電は「テレビ、冷蔵庫、洗濯機、いくつかの照明」くらいでした。家全体で使う電力量が少なかったため、2本の電線(単2)だけで十分に事足りていたのです。
2. 「単相3線式(単3)」とは? 〜令和の快適・大容量ライフ〜
- 仕組み: 電柱から家の中に「3本の電線」で電気を引き込む方式です。
- ここがスゴイ: 3本の線の組み合わせ方で、「100V」だけでなく、ハイパワーな「200V」の電気も同時に使えるようになります!
- 契約の限界: 40A、50A、60A〜の大容量契約が可能になります。現代の家は最初からこの「単3」が100%標準仕様になっています。
🧐 なにが違う?「電線の太さ」と安全の限界
- 1.6mm(昭和の主流): 壁の中を通す場合の安全限界は約19A(約1900W)まで。そのため、一般的な部屋のブレーカーは「20A」が限界値として設定されています。築古物件の壁の中は、ほぼこの1.6mmが張り巡らされています。
- 2.0mm(現代の大型家電用): 壁の中を通す場合でも約24A(約2400W)まで耐えられます。電子レンジや14畳用エアコンなど、一撃で大量の電気を喰う大物家電には、この太い電線で単独の通り道(専用回路)を作ってあげることが必須になります。
⚠️ 築古の電気工事をプロに頼むと「とんでもない金額」が請求される理由
「単3にするなら、ついでに家の中の古い電線も全部2.0mmの最新仕様にやり直してもらおう!」
もし電気工事業者にそう丸投げしてしまうと、軽く数十万円〜のとんでもない見積もりが発生します。なぜなら、壁や天井の裏にガチガチに固定されている古い1.6mmの電線をすべて引き抜いて入れ替えるには、壁や天井を全部ひっぺがす大工仕事からやり直すレベルの超大手術になるからです。💦
ここで不動産投資(ガチDIY)において「諦めも肝心」という格言が生きてきます。
既存の照明や普通のコンセントは、昭和の1.6mmのままでも全く問題なく使えます。だからこそ賢いセオリーは、「古い配線はそのまま活かし、エアコンなどの大型家電を使う場所だけ、屋根裏や外配線を使ってブレーカーから直接2.0mmの線を引っ張って直結専用回路を作る」という方法です。
これなら壁を壊す必要もなく、最小限のコストで現代のパワーに対応させることができます。インフレを「単3」にスペックアップすることは、古い家を「令和でも一線級で戦える快適な賃貸物件」に若返らせるための、避けてを通れない最重要ミッションなのでした!🌟
🧾 気になる今回のざっくり費用(下準備編)
今回は、自分で部材を調達して下準備を進めています。
- パナソニック BQR8482 住宅分電盤(40A): 約21,000円
- VVF 2.0-2C 電線(10m)&コンセント部材: 約4,200円
- 天井点検口枠(450角): 約1,500円
- クラフティアさん外線工事&九電申請(予定): 約40,000円
もしこれをすべて業者さんに丸投げしていたら20万円超えコースとのことですので持っててよかった電気工事です♪
ただ、外線工事を正式発注する前に、次回私にはどうしても確かめたいことがあります。それは、「そもそも、屋根のガイシ(引き込み点)部分まで、もともと3線の電線が来ているかどうか」のチェック!(一次側外壁ブレーカーの入り口は3線きているので、たぶんガイシ部分も3線のはず…)
もし過去の住人が一度でも単3を使っていれば、すでに3本線が来ている可能性があります。そうなれば、クラフティアさんの工事費用はさらに安く(4万→2万円に!)抑えられるかもしれません……!運命の分かれ道です。
というわけで、次回は屋根のガイシチェックと、プロへの外注ドタバタ編へと続きます!どうぞお楽しみに!👋
超マニアックの長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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