ボロ戸建て投資ってどうなの?
前回の記事をまだ見ていない方は先にこちらをご覧ください👇
不動産投資の世界で、低資本から始められると人気の「ボロ戸建て投資」
YouTubeやSNSでは、ボロボロの家を劇的に再生して高利回りを得る成功談が溢れています。
しかし、現実はそう甘いものではありません。
今回は、私が実際に不動産屋と共に現地を訪れプロの目からも「これは厳しい…」と絶句された現場のリアルな状況をお伝えします。
不動産屋も驚愕!「ボロ戸建て」内見の現実
先日「このエリアで戸建て賃貸を探している人がいる」という情報を得て、早速ターゲットとなる物件を不動産屋と視察してきました。
到着して数分、不動産屋さんの第一声はこうでした。
「サイファさん、流石にこの状態では無理っぽいですね…💦」
長年多くの物件を見てきたプロが思わず苦笑いするほどの状態。私自身も「これは気合が必要だ」と自問自答するレベルの、いわゆる「真のボロ戸建て」です。
初心者が1軒目に選んではいけない理由
個人的な見解ですが、このレベルの物件を最初の不動産投資(1軒目)として選ぶのは
非推奨です。
- 手直し箇所が多すぎる:構造的な問題、水回りの腐食、残置物の山。目に見えない修繕費が膨らむリスクが極めて高いです。
- 工務店スキームの限界:家賃設定を下げまくると、工務店に外注した瞬間に収益が飛びます。
- 精神的なハードル:あまりの荒れ具合に、投資としてのモチベーションを維持するのが困難になります。
投資判断の分かれ道:DIYスキームと出口戦略
今回の物件のように状態が極端に悪い場合、一般的な賃貸の常識は通用しません。
私自身「ですよね〜」と不動産屋さんに想定通りの返信をしました。
「とりあえずリフォーム進めまーす!」と言って解散しましたが、ここからが投資家としての腕の見せ所。動画を見ていただければ分かりますが、まさに「The ボロ戸建て」という風格(?)を漂わせています。
これを見て「おもしろそう!」と思えるか、「絶対無理」と引き下がるか。ここが運命の分岐点です。
再生の第一歩は「初期清掃」から始まる
絶望的な状況に見える物件でも、再生の第一歩は決まっています。私はまず、**「高圧洗浄機による外装清掃」と「徹底的な室内掃除」**から着手します。
一見、地味な作業に思える清掃ですが、実は不動産投資において極めて重要な「初期診断」の役割を果たします。
- 不具合の早期発見:埃や汚れを取り除くことで、床の傾き、壁のひび割れ、雨漏りの跡が明確に見えてきます。
- コストの最適化:綺麗な状態にすることで、どの箇所にどれだけの資材が必要か、正確なリフォーム計画が立てられるようになります。
- 物件への愛着:自分の手で動かすことで、物件が「生き返る」予感を感じることができます。
まずは明日から、高圧洗浄機で外を洗い、中を掃き清める。ここからすべてが動き出します。
ちなみに使っている高圧洗浄機がこちらです👇
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投資の成否を分ける「近隣への配慮」
不動産投資は、建物だけを直せば良いわけではありません。特に築古物件が多いエリアでは、地域の方々との関係性が運用の難易度を左右します。
今回の視察では、昼間に近隣の方がいらっしゃらなかったため、挨拶回りは日を改めて行います。工事の騒音や車両の出入りでご迷惑をかける前に、誠実な対応を心がける。こうした「当たり前」の積み重ねが、将来の入居者の安心感に繋がります。
まとめ:ボロ戸建て投資は「自分が楽しめるか」がすべて
不動産投資を「数字だけのゲーム」や「効率的な資産運用」と捉えるなら、今回の物件は決して正解ではないかもしれません。リフォーム費用や手間を考えれば、もっと楽な投資先はいくらでもあります。
しかし、私がこのボロ戸建てに挑む最大の理由は、「このプロセスを自分自身が楽しめるか」**という点にあります。
「このボロボロの家を、自分の気合とアイデアでどう再生させていくか?」
その試行錯誤にワクワクできるか。壁を壊し、床を磨き、家が息を吹き返す瞬間に快感を得られるか。それこそが、ボロ戸建て投資を「事業」として、そして「最高のエンタメ」として継続させる唯一の秘訣です。
効率だけを求めるなら撤退が正解かもしれません。でも、自分の手で価値を創り出す面白さを知ってしまった以上、この挑戦を止める選択肢はありません。
今後、この物件がどう化けていくのか。あるいは、私の気合がどこまで通用するのか。エンタメとして、そして一人の投資家のリアルな足跡として、引き続きこの再生劇を楽しんでいただけたら幸いです!



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