はじめに:古い天井の「汚れ・シミ」をどう安く抑えるか?
築古戸建ての再生やセルフリフォームにおいて、最大の難所の一つが「天井」です。
長年の結露や雨漏り跡、ヤニ汚れが染み付いた天井板は、部屋全体を暗く、不潔な印象に見せてしまいます。
一般的には「壁紙(クロス)を貼る」か「ペンキで白く塗る」のが定石ですが、天井作業は首や腰への負担が大きく、クロス貼りには高度な技術が必要です。また、ペンキ塗装も「アク止め」のためのシーラー塗布など工程が多く、DIY初心者にはハードルが高いのが現実です。
そこで今回は、私が不動産投資の現場で実践している「オイルステイン塗装」をご紹介します。「シーラーなし」「下地処理ほぼ不要」「材料費約1,800円」という、圧倒的なコスパを誇る手法です。
今回の結論:ロックペイントのオイルステイン(ウォルナット)が最強
結論から言うと、古い和室やリビングの天井板には、ロックペイントのオイルステイン(ウォルナット)を雑巾で擦り込むのが最も効率的です。
オイルステイン塗装を選ぶべき5つの理由
- シーラーなしでOK: 通常の塗装では必須の「アク止め」工程を飛ばせます。
- 圧倒的な安さ: 1缶(1L程度)あれば一般的な6〜8畳の天井は塗れます。実売価格は約1,800円。
- ムラが「味」になる: ペンキのようなベタ塗りと違い、木目を活かすため、多少の塗りムラがヴィンテージ感として成立します。
- 施工時間が短い: 養生を含めても2時間程度で完了します。
- 道具が最小限: 刷毛(はけ)すら不要。使い古した雑巾やウエスで施工可能です。
準備するもの:材料・道具リスト
今回のDIYで使用したアイテムを紹介します。
- ロックペイント オイルステイン(ウォルナット): メインの塗料。深みのある茶色が古い木材と相性抜群です。
- 使い捨ての雑巾(ウエス): 数枚用意してください。
- マスキングテープ: 壁面や床を守るために必須です。(ちょっとはみ出てもいい場合は不要!)
- 保護具:油性塗料の為、においがしますのでビニール手袋とマスクは必要です。あと換気も大事
具体的な施工手順(4ステップ)
「天井塗装はやったことがない」という方でも、以下の手順通りに進めれば限りなく失敗しにくいです⭐
ステップ1:徹底した養生(ここが一番重要)
天井塗装で最も怖いのは、塗料の落下です。オイルステインは浸透力が強いため、床に落ちると色が取れません。
- 床一面にブルーシートや養生マスカーを敷き詰める。
- 壁との境目はマスキングテープを丁寧に貼る。
- 換気: 溶剤の臭いがあるため、窓と換気扇は必ず開け放してください。
ステップ2:雑巾にステインを染み込ませる
刷毛を使うと液が垂れやすいため、「雑巾(ウエス)」に液をつけて絞り、天井を拭くように塗るのがコツです。これにより、液だれを防ぎつつ、木材に塗料を叩き込むことができます。
ステップ3:板目に沿って擦り込む
天井の木目の方向に合わせて、ゴシゴシと擦り込んでいきます。
古い天井板は乾燥しているため、驚くほど塗料を吸い込みます。「汚れがひどい場所」は少し多めに塗ることで、シミを自然に目立たなくさせることが可能です。
ステップ4:乾燥と確認
30分〜1時間ほどで表面が乾きます。一度塗りで十分に色が乗れば完了です。もし色が薄い、あるいはシミがまだ浮き出ている場合は、その部分だけ二度塗りをしてください。
Before/After
Before:この汚れている築50年のラミネート天井が👇


After:オイルステインでこうなります🌟

購入方法
Amazonと楽天のリンクを貼っておきますので是非チェックしてみてください👇
なお、プロ向けのホームセンター(コーナンプロ等)でも買えます
補足:引き戸の裏側の砂壁仕上げ方
天井がオイルステイン。壁がクロス。じゃあ引き戸の裏は?
クロス…といいたいところですが、引き戸に石膏ボードを貼ると引き戸と接触してしまいます。
その場合「引き戸の裏面だけクロスと同じ色で塗装する」といった工夫が有効です。
ここは砂壁。マスキング後にシーラーを2度塗りし、その上から塗装していきます。ポイントはシーラーを十分に塗り広げて固まってから塗装する事。
今回はノボクリーン(白)で仕上げましたが引き戸裏という事もありクロスの白と比較しても違和感はありません。天井(茶)と建具(白)のコントラストが、清潔感を演出してくれます。
投資家目線の「収益性」と「DIY」のバランス
DIYだからこそできるリフォームは自分の裁量でその場で柔軟に判断できる事です
- 業者依頼: 天井クロス貼り替え 50,000円〜
- 今回のDIY: オイルステイン代 1,800円 + 自分の労働2時間
この差額の約48,000円は、そのままあなたの利益(キャッシュフロー)になります。
「古いから全部新しくする」のではなく、「古い良さを活かして低コストで再生する」スキルこそが、サイドFIREへの近道です。
まとめ:天井の悩みはオイルステインで解決!
今回は築古物件の天井汚れやシミをオイルステインで塗装した実例を紹介しました
- 1,800円で部屋の印象が劇変する
- シーラーなしの時短施工が可能
- 初心者でも雑巾1枚で失敗なし
和室の天井だけでなく、木の全般(プリント合板等)にも応用可能ですので古民家や築古物件の天井のシミや汚れをどうしようか迷っている方は是非チャレンジしてみてください(※素材により吸い込みが異なるため目立たない場所でテストしてください)。
最後まで読んでいただいたありがとうございました⭐


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